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「死ぬまで使い続けられる顕微鏡がいい」憧れのライカ顕微鏡で昆虫観察Case Studies

ライフサイエンス
養老孟司先生(解剖学者)
お客様 養老 孟司先生
(解剖学者)
業種
用途 昆虫の観察
使用機器 実体顕微鏡 ライカ M205C

背景

昆虫を観察する時はいつも顕微鏡を使っています。ピンセットや筆を使って埃などのゴミを取り除いたり、撮影時に足が邪魔にならないよう関節を動かしたり、顕微鏡を使って細心の注意を払いながら作業をします。顕微鏡をのぞいて作業するのが当たり前になっていますね。微針を刺すときも顕微鏡を使うんですよ。

個人で買うなら死ぬまで使い続けられる顕微鏡がいい。
堅牢で持ちが良い点も、私がライカの顕微鏡を選ぶ理由の一つです。

ソリューション

顕微鏡は長時間集中してみていることが多いけれど、ライカの顕微鏡は1日見ていても疲れにくいから良いですね。今は、実体顕微鏡の M205C を中心に使用しています。

ライカの実体顕微鏡は、収差がないところも気に入っています。確実に見えるから安心する。ライカで昆虫の表面をみると、凸凹の表現がびしっと見えて面白いですよ。ライティングには多少苦労していますけどね。でも面白い。

ライカは昔からあったけれど、僕の若いころは、関税のせいか高価でとても手の出せるものではなかった。憧れの名機でした。

なぜ虫を見るのか?~昆虫採集と標本作り~

見ることが本当に好きなんです。子供のころから、虫を見るのが大好きだった。

見ているといろんな発見があって、なんだこれって?なんでこんなことになっているのか考えたり、調べたりが楽しくてこれは中毒みたいなものだよね。

私だって虫を採ろうと思って生まれてきたわけじゃない。
子どもの時から、なぜか虫を採るようになってしまったんです。

今はきれいな標本になっていますが、海外、東南アジアなどで採集して持って帰るときは着物のたとう紙にくるんだり、ビニール袋入れておいて、チャックをつけて、それにデータと虫を入れて持って帰る。

持ち帰った昆虫は、一頭ずつ、大きいのは針を刺し、小さいのは台紙に貼り付ける。それにいつ、どこで、だれが採ったかを書いたラベルを付ける。

虫の標本は、見ようによっては、芸術品ですよね。

人には呆れられますがね。

記憶に残るまで観察する

虫に見慣れていないと言ったらおかしいけど、この虫の、この種類の…という知識が完全に記憶に入ってしまうまでは、結構時間かかるんですよ。その間ずっと見ていないといけない。記憶に残りませんから。

また、「観察」という言葉は良く使われますが、観察している時というのは、ほとんどは先入観を作っているわけです。こういうふうに見えるものだって。そうすると新しいもの、別のものが見えたときに、あれ違うと気がつくんですね。

でも十分な時間をかけて観察しなければ、違いに気がつくことは出来ない。ついつい長時間集中して顕微鏡を覗いてしまいますね。

だから、顕微鏡は、長く使えて、よく見えて、疲れないというのが重要なんです。

実体顕微鏡 ライカ M205C

高い分解能と深い焦点深度を両立する革新的な FusionOptics 技術によって、微細な構造も理想的な3D 画像として観察できます。ライカ M205 C は分解能 0.952 µm を達成した世界初の実体顕微鏡です。

解剖学者養老 孟司先生

作家・東京大学名誉教授。1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部を卒業、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し現職。趣味は昆虫採集で、2005年に建てた箱根の別荘は「養老昆虫館」。

 

写真:ハービー・山口

実体顕微鏡ライカ M205C

高い分解能と深い焦点深度を両立する革新的な FusionOptics 技術によって、微細な構造も理想的な3D 画像として観察できます。ライカ M205 C は分解能 0.952 µm を達成した世界初の実体顕微鏡です。