Mica
ライフサイエンス研究のイメージングで、
このようなお悩みを
お持ちではありませんか?
-
複数の異なる
システムが必要 -
メンバーのトレーニング
に時間がかかる -
細胞内の局在を
高画質で取得したいが、
技術のハードルが高い -
画像の撮影に
時間がかかる -
安定した環境で、長時間
タイムラプス
イメージングをしたい
Mica
Micaが提供する つのソリューション
SOLUTION 01 だれでも簡単に撮影
シンプルにボタンを選択するだけで撮影が完了。
最適な観察条件は自動的に設定され、顕微鏡の初心者でも簡単に画像を取得できます。
SOLUTION 02 論文レベルの高画質画像
1台で複数の観察モード※を搭載。ライカならではの高画質画像をワンクリックで簡単撮影
※モデルにより異なります。
透過光観察
- 明視野 (BF)
- 統合変調コントラスト (IMC)
蛍光顕微鏡(WideField)
高精細画像処理(THUNDER)
共焦点顕微鏡(Confocal)
超解像顕微鏡(LIGHTNING)
同じサンプルを移動させることなく、
そのままモード切替・倍率変更して観察
- 腸の組織切片
- 核(青)、ミトコンドリア(緑)、
脱チロシン化チューブリン(赤)
- 腸の組織切片
- 核(青)、ミトコンドリア(緑)、
脱チロシン化チューブリン(赤)
- 腸の組織切片
- 核(青)、ミトコンドリア(緑)、
脱チロシン化チューブリン(赤)
- 腸の組織切片
- 核(青)、ミトコンドリア(緑)、
脱チロシン化チューブリン(赤)
明視野カラー画像も鮮明に
3台のカメラに入ってくる光をRGB(赤・緑・青)に分光して取り込むため、色再現性に優れた画像の取得が可能です。
SOLUTION 04 インキュベーター搭載
本体にインキュベーターを搭載※1。極めて安定した培養環境※2で、広範囲の観察や長時間のタイムラプスイメージングが可能です。
- ※1モデルにより異なります。
- ※2高倍率の水浸対物レンズには、自動水供給装置もございます。
SOLUTION 05 AIを活用した画像解析
AIにサポートされた画像解析が結果を素早く提供。新たな発見につなげます。
AI画像解析機能(Aivia)
深層学習による画像解析。カウンティング、トラッキング、オブジェクト分類、オブジェクト検出、カウンターエディター、コローカライゼーションなどの機能を搭載 ※
- ※モデルにより異なります。
お客様の声
研究の質と効率が大幅に向上する
ことが期待できますね。
ご所属:製薬会社
これまでの顕微鏡では暗く見えていたサンプルも、THUNDER機能を使うと、とても明るくかつ高速に撮影でき、驚きました。また、明視野画像のオートフォーカスも非常に正確で、とても鮮明に撮影できます。設定から撮影まで全体の作業が順序立てられているため、手順に迷うことなく誰でも簡便に撮影できると感じました。より鮮明に、より簡便に撮影することができるため、研究の質と効率が大幅に向上することが期待できますね。
高画質でスピーディーに画像を取得
できる点が革新的です。
ご所属:国立研究開発法人
高画質でスピーディーに画像を取得できる点が革新的です。このまま論文に投稿できるレベルだと思います。また、操作も簡単で、誰でも同じきれいな画像を撮れるのは魅力的です。1台にWidefield・THUNDER・共焦点機能が入っているので、用途に合わせて使い分けでき、しかも1クリックで機能の切り替えが可能、まったく同じ視野で比較できるのは、研究者にとってうれしいですね。通常は操作が難しい共焦点画像も、Micaならエキスパートでなくても手軽にとれるので、共焦点のハードルが下がると思います。
操作性も良く、顕微鏡を使い慣れて
いない研究者にはかなり魅力的かと
思います。
ご所属:国立大学
THUNDER機能を用いた高画質画像には、研究員一同驚きました。内蔵されているインキュベーターを使用したタイムラプスイメージングは、ステージトップより安定している印象ですね。
あと、操作性も良く、顕微鏡を使い慣れていない研究者にはかなり魅力的かと思います。デザインもよいので若い研究者に受け入れられそうですね。
FAQ
FluoSyncの仕組みを教えてください。
あらかじめワークステーションに、インプットされた種々の蛍光色素の蛍光スペクトルを取得したマルチカラー蛍光画像に適用し、蛍光スペクトルの違いを利用して色素成分ごとに分離します。さらにPhasor解析を用い、撮影画像の各画素にある蛍光スペクトル情報をフーリエ変換し、放射状に広がった色軸に配置します(Phasor空間)。従来の蛍光スペクトルを用いた分離方法(Linear unmixing法)と比較すると、FluoSyncは、検出器や光学ノイズ、チャネル間の信号強度のバラつきの影響を受けにくい画像が得られます。
LIGHTNINGとは何ですか?
ライカ独自の超解像イメージング技術です。Decision Maskと呼ばれるデコンボリューション処理によって、シグナルの強弱とノイズの成分を適切に判断し、演算パラメーターをエリアごとに決定することにより、高SNR・高SBRの画像を得ることができます。演算処理はGPU上で行われ、画像取得完了後瞬時に超解像画像を表示することができます。
THUNDER処理とは何ですか?なぜ画像がきれいなのですか?
蛍光顕微鏡の観察像に見られる散乱光を瞬時に除去する、ライカ独自の最新の画像演算処理です。THUNDER処理をすると、蛍光ボケのない非常に高精細な画像を取得できます。従来のデコンボリューション処理の様な散乱光をあるべき位置に戻す演算とは異なり、THUNDER処理のコア技術となるComputational Clearingは、サンプル内に散乱するピンぼけしたシグナルを除去します。共焦点レーザー顕微鏡で使用するピンホール効果を演算で実現する、いわばデジタルピンホールとしての役割を担います。ここで使用するパラメータは自動入力されますが、手動での調整も可能です。
THUNDER処理は試料の形状によってメソッドの選択ができます。定量性を維持したまま演算可能なComputational Clearing単独での処理のほか、ライカのLIGHTNINGにも搭載されているデコンボリューション処理Decision Maskとの併用が可能です。
THUNDER処理をしたデータは論文に使えますか?
ご利用いただけます。
THUNDER処理のアルゴリズムは、国際特許を取得しています(公開番号:WO 2019/185174 A1 )。
詳細は以下をご確認ください。
プラスチック容器内の無色透明の試料も、きれいに透過光観察できるのはなぜですか?
Micaでは、明視野観察法(BF)だけでなく、統合変調コントラスト法(IMC)を使って透過光観察をすることができるからです。
IMCは、光軸から外れた位置にあるスリットを通して斜照明を照射し、結像側にある変調器を通過させることで、染色されていない標本や生細胞の光学的勾配・傾斜を、さまざまな光強度に変換します。位相差観察時に見られるハローの影響や、微分干渉(DIC)観察のように容器の素材に制限が無く、しかしDIC観察のように高コントラスト高精細に観察することができます。