【サンプル】皮質ニューロン/核(青)、β-Ⅲ-チューブリン(緑)【使用機器】THUNDER 3D培養細胞【データ】z=59 スタック、画像取得ボリューム=21 µm³【サンプル提供】FAN GmbH、マクデブルグ(ドイツ)
従来の蛍光顕微鏡の常識を一新するニューノーマル。「超高速」「超高精細」蛍光イメージングシステム
THUNDERイメージャーとは、蛍光顕微鏡で画像を取得する際に発生してしまう、光の「ボケ」を徹底的に取り除き、驚くほどシャープでクリアな画像を得ることができる最新鋭のイメージングシステムです。素早く、簡単に、アーティファクトが無い超高精細な蛍光画像を取得したい方に最適です。
従来の蛍光顕微鏡画像が劇的に向上するTHUNDERイメージャー
- 簡単…これまでの蛍光画像取得+1クリックで超高精細な画像取得が可能です。
- 高速…蛍光画像の取得に合わせて高精細画像をリアルタイム表示します。
- 高コントラスト…低光量、短時間露光でも高輝度の画像を取得します。
- 低ダメージ…たった1枚の蛍光画像から高精細画像を生成するから褪色のリスクが最小限。
- 定量性…バックグラウンドのみを除去し、シグナル強度を維持します。
サンプルサイズにより最適化されたTHUNDERイメージャーの各種モデル
リアルタイムに画像から蛍光ボケを取り除く最新技術
THUNDERイメージャーはコンピューテーショナルクリアリング(Computational Clearing、CC)とデコンボリューションからなります。コンピューテーショナルクリアリング技術はLeica独自のアルゴリズムにより、顕微鏡が検出したすべての情報の中から焦点内シグナルと焦点外シグナル(蛍光ボケ)を瞬時に分離・除去する技術です。複雑な挙動を示す生体サンプルの蛍光ボケさえも、リアルタイムに分離・除去することが可能です。
従来の蛍光顕微鏡画像には焦点面から得られるシグナルだけでなく、焦点外から漏れこむ蛍光ボケが含まれており、高精細なものではありませんでした。 蛍光ボケを取り除き高精細画像を取得するためには、デコンボリューションなどのソフトウェア処理、または、ハードウェアによるボケの除去が行われます。しかし、ソフトウェア処理を行う場合は、アーティファクトが出やすい、また処理に時間がかかるなどの問題が、そしてハードウェアを用いる場合には、1枚の高精細画像を取得するために複数回の撮影を行う必要があり、画像取得および処理に時間がかかる、光ダメージが起きやすいなどの問題がありました。 一方、コンピューテーショナルクリアリング技術により蛍光ボケを正確に「分離・除去」できる THUNDERイメージャー は、デコンボリューション由来のアーティファクトが出にくいのが特徴です。 高精細画像取得でよく用いられる共焦点顕微鏡や、構造化照明顕微鏡、ニポウディスク顕微鏡、ライトシート顕微鏡といったハードウェアを用いる場合に問題となる、モーションアーティファクトや光ダメージ、さらにサンプルの厚さに制限があるといった制約を受けることもありません。
3種のTHUNDERイメージャー テクニカルノート
蛍光イメージングが劇的に変わる! THUNDER 画像集
THUNDERイメージャー は、培養細胞から組織標本、モデル生物まで、幅広いサンプルに対応しています。あなたのサンプルに最適な THUNDER システムは?不明点・ご質問は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
- 蛍光顕微鏡向けデジタルイメージャー
- THUNDER
蛍光顕微鏡で画像を取得する際に発生してしまう、蛍光「ボケ」を徹底的に取り除き、驚くほどシャープでクリアな画像を得ることができる最新鋭のイメージングシステムTHUNDER。複雑な挙動を示す生体サンプルの蛍光ボケさえも、リアルタイムに分離・除去します。培養細胞からモデル生物まで、幅広いサンプルを「超」高精細に観察することができ、これまでのソフトウェアやハードウェアよりもアーティファクトの無い画像を素早く、簡単に取得できるのが特徴です。