蛍光寿命イメージングを用いることで、従来の輝度イメージングとは異なる、新たな情報を得ることができるようになり、より定量性の高いFRET効率の測定やバイオセンサーとしてカルシウムイオン濃度などの測定、さらに2つの蛍光色素の分離などができます。さらには超解像顕微鏡STEDと蛍光寿命を組み合わせることで、よりマイルドに高い分解能を得ることが可能になりました。本セミナーではLeicaのイメージングシステムで取得した実例を示しながら蛍光寿命顕微鏡法の有用性をご紹介します。
- 日程
- 2024年3月29日(金)
12:10~13:00
- 会場
- 北九州国際会議場・西日本総合展示場(AIM)
- ランチョンセミナー
- 【演題】
①「定量解析と時空間情報の取得を両立できる蛍光寿命型バイオセンサーの最先端」演者:新井 敏 先生(金沢大学 ナノ生命科学研究所)
②「FRET、バイオセンサーから超解像顕微鏡までできる蛍光寿命イメージング」演者:長利 卓(ライカマイクロシステムズ株式会社)