- 概要
今年度、顕微鏡学会のシンポジウム(2021年11月)にて対面式(一部ハイブリッド)で開催され、大いに盛り上がったシンポジウムでしたが、全国に散らばる学会員の先生方やクライオ電子顕微鏡に着手する先生方から、参加できず残念だったというご意見もいただき、急遽、内容と演者の先生方を少しアレンジして企画しました。医学生物学から薬学分野まで、クライオ電子顕微鏡の活用は、多彩に広がっており、人体に繋がる大きな組織からの視点、化学反応という極々小さい単位からの視点、多階層で積みあがり、様々な視点から、生命現象に迫ろうと、若手の先生方が精力的に取り組まれています。前半は、大きいスケールから、後半は、切っても切り離せない装置に視点を置きながらのご講演になります。
今回は、4名の先生方にご講演を依頼し、また、これらのクライオ電子顕微鏡を強力にサポートする装置メーカーから、新しい手法や装置のご紹介をいただきながら、全国の学会員・クライオ電子顕微鏡の研究者の先生方、また、装置メーカーの皆様との活発な交流の場にできたらと思っています。内容にご興味のある方は、ぜひ、奮ってご参加・意見交換よろしくお願いします。
- 開催日程
2022/3/28(月) 14:00~17:50 (ご案内していました終了時間、修正しました。)
- 開催形式
オンラインセミナー
- 対象
クライオTEM、クライオFIB-SEM、クライオ光顕、また、急速凍結などの凍結装置を使っている人、これらの手法に興味がある人。
- プログラム (ご案内していました終了時間、修正しました。)
14:00~14:10 はじめに
14:10~14:40 Cryo技術を用いたタンパク質のin situ構造解析髙﨑 寛子 (大阪大学 蛋白質研究所)
14:40~15:10 放射光出身者による初めてのクライオ電顕導入原田 彩佳 (筑波大学 生存ダイナミクス研究センター )
15:10~15:30 培養細胞の微小環境をデザインするAlvéole社PRIMOバイオエンジニアリング技術水流 功春 (プライムテック株式会社)
15:30~15:45 休憩(15分)
15:45~16:15 蛍光ビーズを利用したCLEMによる同一試料観察
~ cryo-CLEMでの活用をめざして~五味渕 由貴 (九州工業大学大学院 情報工学研究院)
16:15~16:45
1. クライオ電子顕微鏡を用いた In Situ 観察の生物学、医学への応用
~実際の実験するとき気をつけていること~今崎 剛 (神戸大学 医学部)
16:45~17:05 クライオFIB技術の紹介松島英輝、水野議覚、山田晶子、三平智宏 (日本電子株式会社)
17:05~17:20 休憩(15分)
17:20~17:50 質疑応答・意見交換
- 講演要旨
講演要旨はこちら
- 主催
公益社団法人 日本顕微鏡学会 生体解析分科会
- 定員
120名
- 参加費
無料
- 申し込み締切日
2022年(令和4年)3月22日(火)
- お申し込み
-
下記のお申し込みフォームよりご登録ください。
- 満員の場合には、お問い合わせフォーム より参加可否を問い合わせください。
受付状況 日時 定員 参加費 お支払い
方法受付終了 日本顕微鏡学会 生体解析分科会研究会 on-lineミニシンポジウム(Live)
「バイオ向けクライオ透過電子顕微鏡の多様性の最前線2」
2022年03月28日 (月) 14:00 - 18:45120名 無料