＜無料セミナー＞クライオ電子顕微鏡への扉を開く、凍結試料作製技術とクライオ光学顕微鏡の世界

図 1: Multi Fluorescence cryo LM overview image of grid square. Transport vesicle with fiducial markers. Courtesy of Dr. J. Briggs and Dr. M. Schorb, EMBL Heidelberg, Germany.
図 2: Cryo TEM overview image of grid square. Perfect preservation of the vitrified sample through the transfer process from grid plunging to cryo LM and cryo EM. Granular texture of the image is vitrified ice. Courtesy of Dr. J. Briggs and Dr. M. Schorb, EMBL Heidelberg, Germany.

ノーベル化学賞の受賞等で注目を浴びているクライオ電子顕微鏡法は、蛋白質の構造解析法の１つです。また、高い分解能を持つ電子顕微鏡にとって、細胞・組織は、むしろ巨大なため、光学顕微鏡と像を相関させるために様々な CLEM(Correlative light and electron microscopy) 法が提唱されています。

ライカマイクロシステムズでは、光学顕微鏡と電子顕微鏡試料作製装置という広くご定評いただいている要素技術を融合し、クライオ電子顕微鏡に幅広く応用していただくことを目的とした クライオ光学顕微鏡システム EM CryoCLEM を開発しました。低温下でもコンタミネーションフリーで、快適に再現性の良い CLEMワークフロー をご提供します。これにより、解析が困難であった、膜蛋白質や巨大複合体などをin-situ で、さらに各機能状態での構造解析が期待されています。

本セミナーでは、クライオ電子顕微鏡を使った研究でご活躍の先生にお話を伺いながら、ライカのユニークな製品 EM Cryo CLEMクライオ光学顕微鏡システム実機紹介、凍結試料作製装置の最新情報とアプリケーションをご紹介致します。

8月7日(火)13:00 ～ 8月8日(水)

顕微鏡のライカ 本社1階 体験ラボ

アクセス
https://xlab.leica-microsystems.com/access/

EM CryoCLEM　クライオ光学顕微鏡システム

8月7日(火)

座長　伊藤  喜子(ライカマイクロシステムズ)

13:00～13:30
ライカ装置ご紹介(GP、ICE、CryoCLEM)―石原 あゆみ(ライカマイクロシステムズ)

13:30～
実機紹介(CryoCLEM)

16:00～
ライカ光学顕微鏡最新技術紹介―伊集院 敏(ライカマイクロシステムズ)

16:30～
仮題「CryoCLEM法の活用と課題」―安永 卓夫 先生(九州工業大学 副学長)

17:00～
仮題「クライオ電子線トモグラフィーによる「その場」でのタンパク質複合体の構造解析」―福田 善之 先生(東京大学大学院 医学系研究科)

18:00～
アカデミック交流会

8月8日(水)
予約制試料観察体験会

① 10:00～12:00

② 13:00～15:00

③ 15:30～17:30

ご予約のうえ、凍結したグリッドをご持参いただきますと、プライマリー観察を行うことができます。お申し込みの際、備考欄に観察デモをご希望される旨をご記入ください。お申し込み受付後、担当者よりお時間調整のご連絡をさせていただきます。

※ オープンスペースでの観察になりますので、公開可能な試料をご用意ください。

※ 見学をご希望される方は、スタッフへお声がけください。

ウェブ申し込み締め切り後も、若干名分のお席をご用意出来る場合がございます。お気軽にお問い合わせください。

8日は、ご予約のお時間により開始・終了時刻が異なりますのでご注意ください。

※ セミナー・デモの様子を写真撮影させていただく場合がございます。