- 概要
いまや生物医学の基礎研究・橋渡し研究において欠かせない光学顕微鏡法とデータ解析。その新しいツールの急速な開発と進歩は、研究者にとって新たな挑戦となっています。なぜならば、各々の技術がもたらすバイアスと再現性への影響を理解するためには、その技術を深く理解する必要があるからです。さらに、それらを導入して活用に至るまでは、非常に労力がかかるということもあります。新しい技術を採用し、顕微鏡ベースの科学を進歩させ、厳密性と再現性を確保するためには、専門知識・リソース・教育へのアクセスが非常に重要となります。イメージングに従事する研究者は、技術的な専門知識を共有し、画像を根拠とした科学のあらゆる面で知的貢献することで、厳密性と再現性を向上させる重要な教育的役割を担っています。また、画像ベースの研究を改善するためのガイドライン、リソース、ツールの作成、開発、普及にも携わっています。本セミナーでは顕微鏡を使った研究において、昨今何が求められているかについてご案内いたします。
- プログラム
・顕微鏡観察実験の再現性に影響を与えるものは何か
・顕微鏡観察実験の教育・厳密性・再現性を向上させるためには、どのようなリソースや取り組みが必要か
・研究者・イメージング科学者・顕微鏡メーカーのコラボレーションは、どのように新技術の革新と採用を促進できるか【スピーカー】
Dr. Paula Montero-Llopis (MicRoN Core Director, Harvard Medical School, Boston)
Ulf Schwarz (Application Manager Life Sciences, Leica Microsystems)
- 日程
オンデマンド(要登録)
- 参加費
無料