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ご案内

第 42 回日本分子生物学会年会バイオテクノロジーセミナー共催 「光学顕微鏡と AI 技術との融合の可能性」

開催日程 2019年12月5日(木)12:10~13:00
日時

12 月 5 日(木) 12:1013:00

イベント番号

3LS04

会場

4 会場
福岡国際会議場 401-403

福岡国際会議場へのアクセス
第42回日本分子生物学会年会公式ウェブサイト

開催目的

科学研究の学術発表においては、より多くのデータを解析することで、研究結果の信頼性と妥当性を示すことが非常に重要視されるようになってきました。そこで、ライカは、限られた時間で、いかに効率的に、最大限の結果を出すか、という点に注目し、超高精細画像を高速に取得できるイメージングシステム THUNDER と、AI によるスピーディな画像検証・構築を可能にするAI 自動アノテーションシステムを組み合わせた次世代イメージングワークローの可能性を提案します。

画像処理ソフトを用いた画像解析では、対象を大きさや形ごとに正しく識別するための経験とテクニックが必要でしたが、最近ではAIによる画像認識も可能になり作業が大幅に効率化されています。しかし、AI 技術を活用して画像認識を行うには、これまで以上に質の高い画像データが大量に必要になること、また、その画像のクオリティが高いほど AI 画像認識の精度も高くなる、ということはあまり知られていません。

顕微鏡画像のクオリティが、その後の画像処理の成果を大きく変えてしまうのです。そこで活躍するのが、ライカの最新イメージングシステム THUNDER。高精細に画像を高速取得できる、AIとの親和性が非常に高い「AI時代の顕微鏡システム」です。

① 神経細胞の核染色―蛍光顕微鏡画像を使用してAI画像認識を行った場合
※ クリックでフルサイズ画像を開くことが出来ます。

左から、① 蛍光顕微鏡画像、② ① にAI画像認識をかけた画像、③ ① に ② を重ね合わせた画像と拡大像。

② 神経細胞の核染色―THUNDER画像を使用してAI画像認識を行った場合
※ クリックでフルサイズ画像を開くことが出来ます。

左から、① THUNDER 画像、② ① にAI画像認識をかけた画像、③ ① に ② を重ね合わせた画像と拡大像。AI画像処理の精度が向上していることがわかる。

講演内容

最先端デジタルイメージング技術
演者:鶴巻 宣秀(ライカマイクロシステムズ株式会社)

最先端のデジタルイメージング技術である、THUNDER WideField 顕微鏡の利点すべてを発揮しながら、散乱光を含んだ一平面や z スタックで厚みのある画像に対して有効にアプローチできます。これを可能にしたのが、ライカ独自の Computational Clearing 技術です。焦点の合っていないボケ要素をリアルタイムに除去し、微細構造を見ることを可能にしました。これは今までLeica が培ってきた高い光学技術とデジタル技術の融合がもたらした画期的な技術革新です。本講演では、この最先端デジタルイメージング技術を紹介します。

機械学習機能を有した AI 自動アノテーションシステム
演者:中尾 悠基(BLUE TAG 株式会社)

近年、顕微鏡等の光学機器より得られる画像データに対し AI 解析用途は加速度的に増加しています。AI 技術の活用には、画像データ量の確保とプロによるアノテーション作業(情報付与)で良質な学習データセットを構築する必要がありますが、プロのアノテーション作業負荷が大きく、AI 技術の研究応用化のボトルネックとなっています。本講では、手動で大量画像をアノテーションすることなく、良質なデータを自動且つ高速で大量取得することができ、革新的なスピードで独自の AI検証・構築が可能とするシステムを紹介します。

共催社

ライカマイクロシステムズ株式会社

BLUE TAG 株式会社

参加方法

当セミナーへのご参加を希望される方は、バイオテクノロジーセミナー整理券をお受け取りいただき、会場にて昼食とお引き換えください。

※事前Web予約のお受け付けは終了しております。会期当日に、バイオテクノロジーセミナー整理券配布デスクにてお受け取りください。

※整理券の数には限りがございますが、整理券の配布終了後もご案内が可能な場合がございます(昼食は付きません)。当セミナーの会場へ直接お越しいただき、案内スタッフに入場の可否をお問い合わせください。

お問い合わせ・サポート

不明点・ご質問は、お気軽にお問い合わせください。