- 概要
DNAメチル化やクロマチン構造変換といったエピジェネティクス機構は、脳機能の恒常性維持に必須です。エピジェネティクスを担う各種の化学修飾酵素は、細胞内エネルギー代謝やアミノ酸代謝などによって得られる代謝産物を化学基の供与体として利用しています。従って、代謝とエピジェネティクスの綿密なクロストークが脳機能を支えていると言っても過言ではありません。波平昌一先生の研究グループは、蛍光顕微鏡を用いた組織学的解析により、そのクロストークが社会的ストレスに対する応答や老化制御に関わることを明らかにしました。本セミナーでは、波平先生からそれらの研究活動についてご紹介いただきます。
※本ウェビナーは、日本生理学会第100回記念大会のライカランチョンセミナーの内容をもとに企画しております。
【講師紹介】
波平昌一先生
<ご所属>
産業総合研究所 バイオメディカル研究部門 脳機能調節因子研究グループ 研究グループ長
▽先生のご研究内容についてはこちら▽
https://unit.aist.go.jp/bmd/biomed-mnp/jp/member/namihira/namihira.html
- プログラム
1. 脳の機能と老化を制御する代謝とエピジェネティクスのクロストーク
産業総合研究所 波平昌一先生
2. 蛍光イメージングのブレイクスルー技術
ライカマイクロシステムズ 鶴巻 宜秀
- 日程
2023年4月27日(木)16:00~16:50
- 参加費
無料
- 申込方法
本セミナーはZoomウェビナーで実施いたします。
以下のフォームより事前登録をお願いいたします。ご登録後、メールアドレスにURLのご案内が自動配信されます。お申込みに際しては、弊社のプライバシーポリシーのご確認をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_tkJ9U-ogRTGU5guNl3E2Aw
- 申込締切
2023年4月26日(水)
- 定員
200名
- お申し込み
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定員になり次第締め切りとさせていただきます。