3DマルチプレックスイメージングとAI画像解析の最前線
2026年9月に開催された 第85回日本癌学会学術集会(JCA2026)において、ライカマイクロシステムズ株式会社は共催ランチョンセミナーに出展いたしました。本セミナーでは、武田はるな先生(国立がん研究センター研究所 分子遺伝学ユニット)をお迎えし、”「視る×解く」で挑む がん微小環境研究”をテーマにご講演いただきました。
近年、がん研究においては、腫瘍細胞だけでなく、免疫細胞や間質細胞を含むがん微小環境(Tumor Microenvironment: TME)を空間的な文脈の中で理解することの重要性が高まっています。本講演では、大腸腫瘍FFPEサンプルのマルチプレックスイメージングデータを用いながら、腫瘍微小環境におけるT細胞や線維芽細胞の変化を、シングルセル解析、空間解析を組み合わせて解明する最新の研究成果をご紹介いただきました。
また、ライカマイクロシステムズからは、がん・免疫研究を支援する最新のイメージングソリューションと、AI画像解析ソフトウェアAiviaを活用した解析ワークフローをご紹介しました。細胞認識や形態解析、自動分類、空間解析などを通じて、複雑な画像データから研究に有用な情報を効率的かつ客観的に抽出するアプローチについてご覧いただきました。
空間生物学、腫瘍免疫学、病理学、がん研究に携わる多くの皆様にご参加いただき、活発な議論が交わされる盛況なセミナーとなりました。
セミナー概要
シングルセル解析と空間解析で得られた知見を、マルチプレックスイメージングで組織上に可視化。
腫瘍微小環境における免疫細胞・線維芽細胞・腫瘍細胞の複雑な相互作用を、一細胞レベルかつ3次元で捉えた研究成果が紹介されました。
イベント情報
| 大会名 | 第85回日本癌学会学術総会 |
|---|---|
| 実施日 | 2026年9月24日(木)11:50-12:40 |
| 会場 | 国立京都国際会館 第13会場(2F RoomK) |
| 講演名 | がん微小環境研究のための3Dマルチプレックスイメージングを可能にする新技術SpectraPlexと、AI画像解析ソフトウェアAIVIA |
| 演者 |
武田 はるな 先生(国立がん研究センター研究所 分子遺伝学ユニット) 波田野 俊之(ライカマイクロシステムズ株式会社) |
2026/10/20 18:56