• Facebook
  • Twitter
  • Share
  • Share
インダストリー 2015.02.12

デジタルマイクロスコープ観察事例/カーライフにもLEDの光を―自動車用 LED 製品を開発する

実機を用いた顕微鏡ワークショップの開催案内をメールマガジンでお届けしています!

品質検査に欠かせないデジタルマイクロスコープ

都内の閑静な住宅街にあるマンションの一室。半田ゴテや工具類もおしゃれなデスクに整然と設置された部屋で、自動車のある部品が製造開発されています。ライカ直営オンラインショップからデジタルマイクロスコープをご購入いただいた、株式会社コードテック小寺様に、お仕事とライカデジタルマイクロスコープについてお話を伺いました。

 

ハードとソフトの両輪

私の会社は、DSP(Digital Signal Processor)を使用した各種測定装置や 玩具の設計などハードウェア開発から、無線LANソフトウェアなどのソフトウェアの開発まで、ハードとソフト両面でのトータル開発を提供しています。コードテックの会社ロゴマークは、ハードウェアを意味する歯車を、ソフトウェアのように円くしたイメージしたデザインになっています。現在は、自動車用のルームランプやウィンカー・テールランプなどLED製品の開発・製造が主な仕事です。

車にもLEDの輝きを

カー用のランプもその明るさ、低消費電力、長寿命などから、従来のハロゲンからLEDが主流となってきていますが、国産車・輸入車、各メーカー、車種ごとの設計の差異を吸収して、正常点灯させることが課題です。たとえば、多くの輸入車はLEDが低電流であるために「球切れ警告灯」が出てしまいます。独自技術の拡張微光吸収機能を備え、国産車・輸入車へ幅広く取り付けを可能にしています。明るく白い照明が特徴で、現在 Audi Team Hitotsuyama のスポンサーにもなっています。

 

デジタルマイクロスコープを探し求めて

機器の小型化と、より高品質、高機能製品への要求が厳しくなるなか、顕微鏡は今や必須のツールです。過去には実体顕微鏡や手術用ルーペ双眼鏡などを使って拡大観察、作業していましたが、眼が疲れてしまい、長時間作業ができませんでした。また品質検査では画像記録が必須ですが、写真撮影する場合に都度カメラを取り付けたり、パソコンを起動したりなど作業が煩雑で、デジタルマイクロスコープの購入を検討しはじめました。Webで検索して選定しましたが、私のポイントは高画質な「ハイビジョン」対応。ライカデジタルマイクロスコープDMS300がヒットしました。

 

ライカを選んだ決め手は、高画質ハイビジョン

ライカ=「高い光学技術」は容易に想像できました。確かな品質とブランド力を感じて、製品評価は事前に実施しませんでしたが、オンラインショップでも安心して購入することができました。DMS300を実際使ってみて、まず疲れない。0.5mmピッチの半田付けや検査依頼の長時間の作業も、モニター上でリアルタイムに拡大画像で確認ができ、ストレスがありません。画像もパソコンなしで、ワンボタンクリックでSDカードに保存できるので、速く簡単に記録でき、報告用のレポート作成も簡便になりました。

 

実機を用いた顕微鏡ワークショップの開催案内をメールマガジンでお届けしています!

デジタルマイクロスコープ
ライカ DMS300

DMS300はPCレス、フルハイビジョン対応。顕微鏡のライカマイクロスコープが開発したデジタルマイクロスコープ。秒間30コマの高速ライブ表示でストレスなく、操作方法もリモコンワンタッチで簡単。品質検査などルーチン作業に最適です。ボールベアリング式の水平アームと、汎用的な標準スタンドの2つのモデルをお選びいただけます。オンラインショップから購入可能です。

デジタルマイクロスコープ ライカ DMS300
株式会社コードテック 代表取締役
小寺 匠さん

株式会社コードテック代表取締役。マンションの一室でハードウェア、ソフトウェアの開発を主体に、トータルソリューションを提供しています。

株式会社コードテック 小寺 匠さん

この記事をシェアする

お問い合わせ・サポート

不明点・ご質問は、お気軽にお問い合わせください。