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インダストリー 2019.04.11

微小部分析金属顕微鏡ワークフロー/LIBS顕微鏡を用いて、はんだに含まれる鉛を3分で検出する手順

外観検査から、拡大観察・イメージング・元素分析・データ出力まで約3分

DM6 M LIBS は、たったの数分で鉛の含有有無を確認することが出来る最新ソリューションです。金属顕微鏡ならではの優れた操作性で、手間のかかる分析作業を大幅に短縮してくれます。ライカの高性能電動顕微鏡にLIBS分析システムを搭載したオールインワン金属顕微鏡は、観察用の顕微鏡としても毎日活躍してくれる、使い勝手抜群の1台です。

たったの1~3分

Step 1. サンプルは前処理不要でステージに載せるだけ。
Step 2. 任意の倍率・観察方法で外観検査を行います。
Step 3. 分析対象部位の視野探しも電動制御で簡単。
Step 4. ボタン一つでレーザーパルスを照射します。
Step 5. 結果を素早くレポーティング。

欧州RoHS指令でも規定されている「鉛」の検出に新しい選択肢

鉛(Pb)含有有無の特定には、蛍光X線分析法(XRF)や、ICP質量分析法(ICP-MS)、ICP発光分光分析法(ICP-AES)などを用いた化学分析を行うことが一般的ですが、これまでは、構造が複雑微小試料素早く 分析するのは難しいとされてきました。 そこで提案したいのが、ライカの微小部分析金属顕微鏡 DM6 M LIBS です。外観検査から化学分析までの一連のワークフローに1台で対応することができます。一般的な顕微鏡と同じ操作で、大きな試料から小さな試料まで幅広く観察。試料の大きさや形状、形態にかかわらず前処理も不要です。レーザーパルスで、ピンポイントに測定部位をとらえて化学分析するから、微細試料や混合物も対応可能に。

金属顕微鏡で外観検査・画像取得をした後は、そのまま対象箇所にズームして、ボタン一つで鉛の検出を行います。
小さな試料や、複数の構成元素が含まれる混合物でも、レーザーパルスを測定部にピンポイントで照射することができます。
試料の大きさや形状、形態にかかわらず前処理は不要です。固体試料も顕微鏡観察と同じ操作で化学分析できます。

化学構造フィンガープリントによる鉛の検出

DM6 M LIBS は、検出された分子の構造を、データベースにある参照物質の化学構造と比較することで、鉛が検出されたか否かを判別します。元素の検出ピークを比較することで、鉛が含まれているかどうかの確認を素早く行います。外観検査の情報と元素分析結果を併せてレポーティングすることで、全体像と観察部位の関係性も解りやすく伝えることが出来ます。

金属顕微鏡をベースにしているから、ナビゲーションがしやすい。
フィンガープリント法で素早く鉛を検出。
フィンガープリント用のライブラリは、随時拡張が可能です。

工業材料試料作製・観察ワークショップ 電子材料部品、複合材料、表面加工品、各種素材、原料等の工業材料を対象とした「試料作製・観察ワークショップ」を全国各地で開催しています。試料の作製方法から顕微鏡観察、画像処理アプリケーションをご紹介!作製したい試料をご持参いただき、ご自身の試料で評価いただけます。

微小部分析金属顕微鏡
DM6 M LIBS

プロダクティブな時間を過ごそう!金属顕微鏡と組成分析装置が一体化したオールインワン金属顕微鏡 DM6 M LIBS。金属顕微鏡で拡大観察している試料に直接パルスレーザーを当てて組成分析を行うことができれば、微小部分析にかかる時間は90%も短縮できる!試料の大きさも形状も選ばない、試料調整不要の組成分析ソリューション。観察から元素情報のスクリーニングまで、手間のかかる一連の作業を、毎日使える使い勝手抜群の金属顕微鏡1台で。

微小部分析金属顕微鏡

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