不均質な試料から必要な領域のみを識別し、非接触かつダメージ・コンタミネーションフリーでサンプルを回収することができる、ライカの LMD6/LMD7 システム。レーザーマイクロダイセクション(LMD)は、ゲノミクス、トランスクリプトミクス、マイクロアレイ、次世代シークエンシング、バイオチップ、プロテオミクスなど、出発材料の特性が明確であることが求められる多くの研究分野、また、生細胞研究、環境研究、電子顕微鏡用のカバーガラスのエッヂングなどの用途にも活用されている、精密な試料作成技術の一つです。
蛍光免疫染色で標識した組織切片、または、蛍光蛋白質を発現した生細胞を観察しながらカッティングしたい時にも、蛍光イメージングとレーザーマイクロダイセクションを同時に実行できる、ライカの LMD システムが非常に有用です。