近年の歯科医療では、より確実な診断、より精密な治療、より自然な仕上りが求められています。
ライカのマイクロスコープは、精密歯科治療をサポートします。
歯科とマイクロスコープ
根管治療にはマイクロスコープが不可欠に
根管治療では、マイクロスコープが不可欠とも言える存在になっています。
肉眼で根管治療を行う場合、暗くて見えない中を手探りで治療することになります。それに対して、Leica M320 などのマイクロスコープを使った根管治療では、明るい視野で細部まではっきりと目で確認しながら治療を行うことができます。そのため、肉眼では見えないような削り残しや汚れに気づくことができ、治療の精度が格段に上がります。
日常診療もマイクロスコープで精密に
マイクロスコープは、根管治療にとどまらず、日常診療のほか、審美歯科、インプラント治療でも活用されています。
日常診療でマイクロスコープを使うと、今まで見えなかった部分が見えてくるため診断が確実になり、治療の質が上がります。たとえば、大臼歯など角度によっては肉眼で見づらい部位でも、マイクロスコープで拡大して明るく鮮明に術野を確認できます。コンポジットレジンや金属のインレーを充填した後の研磨では、マイクロスコープを使うと微細な段差に気づくことができます。さらに、レーザーなどの先端技術の精密機器を十分使いこなすために、マイクロスコープは必須だというご意見もあります。
審美歯科の分野では、歯を本来の自然な状態に近づける治療を行うために、マイクロスコープが活用されています。マイクロスコープを使うことで、削る部分を最小限に抑え、部分的に貼り付けたセラミックとのつなぎ目も外から見えないようにします。できるだけ歯を削らないMI(Minimal Intervention)治療を実践するために、マイクロスコープが重要な役割を果たしています。
インプラント治療では、歯茎の移植や骨の増生、周囲の歯や歯茎と自然に調和させる審美インプラントといった先進インプラント治療において、歯茎の移植や縫合の場面でマイクロスコープによる治療が行われています。
撮影した画像は、患者さん、スタッフと共有
マイクロスコープで撮った画像を見せながら患者さんに説明すると、患者さんは自分の口内の状態を把握することができ、処置内容に納得していただけます。また、歯科医の目線での治療をモニターでスタッフに共有できるため、スタッフのモチベーションやスキルの向上にも寄与します。
撮影した高精細な動画や静止画は、セミナーや学会発表などにもご利用になれます。
患者さんと適切な距離を取ることができる
現在、新型コロナウイルスへの対応のため、患者さんと適切な距離を取る必要が生じています。
歯科医は長時間、屈みながら口の中を覗く姿勢を余儀なくされることが多いですが、マイクロスコープを使うと、無理のない姿勢で、患者さんと適切な距離を取って治療することができます。
歯科用マイクロスコープ活用事例
活用事例 1/私がライカM525F20を購入した理由
活用事例 2/コツをつかめばマイクロスコープは飛躍的に便利に
活用事例 3/1本の歯牙だけでなく1口腔単位、しいては全身との調和を考慮した治療を
活用事例 4/高度なインプラント技術を提供するインプラントセンター
活用事例 5/子供の頃からの治療の記録をずっと残せる
活用事例 6/痛みが少なく治癒が早い歯科レーザー治療
活用事例 7/マイクロスコープを使ったインプラント手術の第一人者
活用事例 8/根管治療だけでなくサージェリーを含む全ての歯科施術に
活用事例 9/歯を本来の状態に再生するのが審美歯科治療
活用事例10/エンドドンティスト(Endodontist)と呼ばれる根管治療の専門医
解説
歯科用マイクロスコープって必要ですか?―辻本 恭久先生にききました(1)
マイクロスコープを使うと治療はどう変わりますか?―辻本 恭久先生にききました(2)
マイクロスコープ歯科治療への患者さんの反応は?―辻本 恭久先生にききました(3)
マイクロスコープ歯科治療の今後は?―辻本 恭久先生にききました(4)
販売名 | 届出番号 |
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ライカ M525 可搬型手術用顕微鏡 | 13B2X10268525F01 |
ライカ M320 F12-D | 13B2X10268320FD1 |